新年のご挨拶

揖龍佐用食品衛生協会長  淺井 昌信


 初春の候、会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。

 また、平素から当協会の事業推進に格別の御理解と御協力を賜っておりますこと、厚くお礼申し上げます。

 さて、昨年を振り返ってみますと、西日本各地での豪雨災害、北海道での地震等の自然災害に加え、大手企業のデータ改ざん問題が発覚するなど、我々の生活における安全面での不安が大きな一年でした。

 その中で、6月13日付けで「食品衛生法等の一部を改正する法律」が公布され、いよいよHACCP(ハサップ)制度化の導入が明確にされました(公布の日から2年以内に施行)。これにより、HACCPに基づく、或いはHACCPの考え方を取り入れた衛生管理が求められることとなり、我々営業者にも新たな負担が生じる見込みとなり、会員の皆様もその対応に頭を悩ませておられると思います。しかし、HACCPへの取り組みは食品の安全性確保に有効であり、法改正の時流に乗り遅れることなく対応していかなければなりません。法律に基づき、安全管理を徹底していくことが、顧客からの信頼につながり、また安定した経営にもつながっていくものと信じております。

 会員の皆様が、この新制度に円滑に対応していけるよう、当協会としましても、パンフレット配布や講習会等を通じて、できる限りのサポートをしていく所存です。

 また、今年は新しい天皇陛下の御即位も予定されております。心機一転のよい機会と捉え、皆様方の益々の御発展の年となりますよう祈念いたしますとともに、今後も食品衛生協会への御協力をお願いいたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。



西播磨県民局龍野健康福祉事務所長  清水 昌好

 

 協会員の皆様、あけましておめでとうございます。いよいよ平成もあと僅かとなりました。平成のデフレを脱却して以来、1月で景気拡大の長さが戦後最長になるとのことですが、豊かさはあまり感じられず個人消費は伸び悩み、秋には消費税増税も控えております。この様に先行き不透明で厳しい経済情勢の中、皆様におかれましては衛生確保に努められ営業されていること、また協会におかれましては、自主衛生管理の推進や食品衛生の普及啓発活動など精力的に取組まれておられますことに対し、心から敬意と感謝を申し上げます。お陰をもちまして、管内ではここ数年営業者による食中毒は発生しておりません。

 さて今年は関東甲信地方において、ハンバーガーと回転寿司のチェーン店で、複数の都県、多数の店に及ぶ食中毒が発生しました。昨今は流通手段や保存技術の発達などにより、流通範囲が拡大するいわゆる食品のグローバル化が進んでいます。そのため、大規模或いは広範囲に及ぶ食中毒の発生は十分に予想されることであります。

 この様な中「HACCPに基づく衛生管理」又は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」が義務づけられることになり、その効果が期待されています。HACCPについては、食品の安全・衛生問題がすべて解決される素晴らしいシステムと思われがちですが、施設・設備の清潔保持や、衛生的な食品の取り扱い等のいわゆる一般的衛生管理はHACCPの基礎として、従来通り実施する必要があります。すなわち、営業者や食品取扱者等が正しい知識でもって自主管理するという原則には何ら変りはありません。この様なことから、今後も健康福祉事務所と協会が両輪の輪のごとく緊密な連携のもと、食の安心・安全の確保に向けて取組んでまいりたいと思いますので宜しくお願いします。最後に、協会の益々のご発展と会員の皆様のご健勝を心からお祈り致してご挨拶と致します。